タイトルの長さ

 ちょっとしたテクニックを覚えるだけで、SEO対策のためのタイトルを上手に付けることが出来ます。1つは、区切りをなるべく作らないというものです。検索エンジンが句読点やスペース、記号の類を「区切り」と認識してしまうため、区切り以降が省略されてしまう可能性があります。例えば検索結果画面におけるタイトルの部分で、そうした省略が発生してしまいます。特にスペース、句読点はなるべく使用しないように心掛けます。2つ目は、タイトルの長さを短くすることです。これは単純な施策ですが、最も効果があるとされています。三つ目は、記号を装飾に代えて用いるのは避けることです。検索エンジンは、そうした記号を無意味なものとして軽視してしまうからです。因みに省略の類はパソコンよりもモバイル端末で多く発生するため、モバイル向けのサイトを制作したいと考えている担当者は注意して下さい。

 タイトルはページごとに作成するのが鉄則で、文言も全く変える必要があります。ページごとに内容が異なることを前提とするならば、必然的にタイトルも異なるはずです。もちろん特別な理由で同テーマがページを跨ぐことはあり得ます。例えば、スクロールのしやすさに配慮した結果、敢えて複数のページで1つのテーマを作成する時などがそれに当たります。しかしあくまでもこの種のケースは例外として捉えて下さい。検索エンジンは同じタイトルのページを検索結果に表示することを嫌います。何故なら、ユーザーの使い勝手が悪くなるからです。ユーザーにとっては、既に閲覧したかどうか簡単に分かるように、タイトルが異なっている方が便利なのです。グーグルは検索エンジンの質を売りにしているわけですから、当然ユーザーの要望を無視するわけにはいかないのです。